【化粧水の基礎知識】3種類の化粧水の役割、成分について徹底解説!

スキンケア

化粧水は必要なの?

種類が多すぎて違いが分からない。

私もこんな疑問を持ったことがあります。

もし化粧水を使わないと、肌のかさつき、赤みや痒みなどの肌トラブルの原因に繋がります。

ここでは、化粧水の基本的な知識をつけることで、自分にあった化粧水を選ぶことができます!

化粧水について知らないと、自分にあったものを選ぶことは難しいです。

化粧水の役割と構成成分、種類について解説していきます。

自分の理想の肌を目指すためにも、必要な知識つけていきましょう!

化粧水の役割

化粧水は、肌に潤いを与えます。

なぜ肌に潤いを与えないといけないのか?

洗顔後は肌の潤いを守る皮脂膜やNMF(天然保湿因子)が 流されてしまい、肌の水分が蒸発してしまいます。

乾燥状態が続くと肌荒れの原因になり、かゆみや赤みなどの炎症の症状が現れ、肌トラブルの原因に繋がります。

そのため洗顔後の乾燥対策として、肌の水分を補うために化粧水を使います。

化粧水の主な構成成分

化粧水の主な構成成分としては、

  • 精製水
  • 水溶性成分(保湿剤、アルコールなど)
  • 訴求成分

3種類の成分でそれぞれ役割があります。

精製水

美容成分で精製水はなくてはならないお水です。ろ過や蒸留などの方法を用いて水道水から不純物やミネラルを取り除き、純度を高めたお水を指します。

水溶性成分

水溶性成分は、 肌へのなじみを良くしたり、 使用感、 感触調整を向上します。

液体成分と固形成分の2種類に分類されています。

液体成分の1つとしてはエタノールがあり、肌を引き締める効果やスッキリとした使用感を与えます。

固形成分の1つとしてはヒアルロン酸Naがあり、保湿や吸湿効果があります。

訴求成分

訴求成分とは、肌の悩み(シミ、ニキビなど)に対して化粧品の効能・効果を発揮する原料のことで、コラーゲンやセラミドなどが挙げられます。

訴求成分の種類により、効能・効果が変わってくるため、化粧品を決めるにあたって重要なポイントです!

また、化粧品の効能・効果については厚生労働省により厳しく規制されています。

厚生労働省で発表している化粧品の効能の範囲について書かれているものとして、

「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ」というものが、

「日焼けによるシミ、ソバカスが消える」と過度な表現にしてしまうと、薬機法の違反になる可能性があります。

厚生労働省では、化粧品の効能の範囲について発表されているものがあります。

3種類の化粧水

化粧水には、柔軟化粧水、収れん化粧水、ふき取り化粧水の3種類あります。

同じ化粧水でも効果が異なりますので、化粧水を選ぶ際には知っておくべきポイントです。

3種類の化粧水で、どんなタイプの方が合うのか確認していきましょう!

柔軟化粧水

柔軟化粧水は一般的な化粧水で、一般化粧水、保湿化粧水とも呼ばれています。

保湿成分が肌に適切な水分を与えて、皮膚を柔らかくしてうるおいのある肌にしてくれます。

導入化粧水も柔軟化粧水に含まれています。

柔軟化粧水は、肌のタイプ別で検討してみると良いです

3つの肌タイプ
・乾燥肌
・脂性肌
・混合肌

乾燥肌は肌のカサつき、ピリつきやすい方などの傾向があります。

脂性肌はおでこや頬などのベタつき、特に鼻周りや顎に赤みが出やすい傾向があります。

混合肌は、乾燥肌と脂性肌が合わさった肌タイプの方で、頬は乾燥するけど、鼻周りや顎がベタついているなど、部位ごとで肌のタイプ異なる方です。

収れん化粧水

収れん化粧水は、肌に水分、保湿成分を与えながら、皮脂の分泌を抑制し、収れん作用(毛穴の引き締め)効果がある化粧水です。脂性肌の方にオススメの化粧水です。

アルコールの配合量が多くさっぱりとした使用感ですが、アルコール製品は肌トラブルが起きやすい方や、乾燥肌の時は注意が必要です。

向いている人
・ニキビがよくできる人
・皮脂が過剰に出る人
・さっぱり感など清涼感が欲しい人
向いていない人
・敏感肌の人
・乾燥肌の人
・アルコールアレルギーの人

アルコールフリーの化粧水もあるので、肌荒れが起こる方は検討してみましょう

拭き取り化粧水

向いている人
・皮脂による肌トラブルがある人
・肌のごわつきが気になる人
向いていない人
・敏感肌の人
・乾燥肌の人
・コットンを使うのが面倒な人

拭き取り化粧水はコットンに含ませてから使用します。

肌に水分を与えながら、クレンジングや洗顔で落としきれなかった肌に残った油分や、メイクなどの汚れを拭き取るための化粧水です。

ふきとり化粧水もアルコールが多く含まれているため、乾燥肌、敏感肌の人はアルコールフリーの化粧水を選ぶようにしましょう。

敏感肌の方は無香料、無添加の化粧水の方がより安全に使用できます。

まとめ

化粧水の基礎知識を身につけることで、自分にあった化粧水の選び方、使い方について理解することができます。

化粧水の基礎知識は必要不可欠です。

3種類の化粧水の違いについて分かることで、自分に合う化粧水が選びやすくなります。

自分にあった化粧水を使用して、理想の肌を目指していきましょう。

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